2016年12月16日

TBS健康カプセル!ゲンキの時間 頭痛解決マニュアル!

TBS健康カプセル!ゲンキの時間

今日のお話は、頭痛解決マニュアル!

頭痛は、命に関わらないと放置している人も多いですが、片頭痛の人が脳梗塞になるリスクは2倍というデータもあるそうです。
ズキズキ、吐き気、重苦しいなど、頭痛のタイプがさまざまですが、日常生活に潜む意外な原因を探れば、その対処法が見えてくるそう。

頭痛でお悩みのゲンキチャレンジャーさんは、

月に3~4回は頭痛が来るという中尾さん、
頭痛歴40年以上、ひどいときには吐き気も伴う米持さん、
寝込んでしまうこともあるという吉崎さんに
一日中頭が痛い日もあるという並木さん。

皆さんの症状は「こめかみの奥が、ズーン、ズーンと、エグられる、鐘を打つような痛み」「寝る時に頭だけ取りたい」「頭を取って捨ててしまいたい」、そのくらいツライのだそう。



山王クリニック院長 脳神経外科医の山王先生によると、

頭痛を起こす頭痛スイッチというのがあって、それぞれの方で違います。
その頭痛スイッチを見つけて、そのスイッチを押さないようにすれば頭痛が激減します。
さらに、その頭痛スイッチが明確になれば、その人の頭痛のタイプも分かります。

4人のゲンキチャレンジャーの頭痛の原因となる頭痛スイッチを探索してみると、

パソコンがスイッチだったのは、並木さんと、吉崎さんの男性2人。仕事柄で、どうしてもパソコンを使わなければならないとのこと。まずこめかみが痛んだり、ひどくなると頭が締め付けられるように感じるのだそうです。

お二人の頭痛は、緊張型頭痛という頭痛であることが分かりました。

緊張型頭痛の原因は筋肉にあります。

パソコンなど長時間の前傾姿勢は、肩、首筋から頭部の筋肉が収縮し、血流が悪くなります。すると、筋肉内に老廃物が溜まり、神経を刺激、それが頭にも起こり、締め付けるような痛みが出るのだそうです。

次のスイッチは、外の光。
中尾さん、米持さん、吉崎さんが該当しました。
車の中で日の入ってまぶしい時や、運動会で外にずっといるときなどがツライとのこと。
そのほかにも、このキッチンの照明のような強い明かりも、頭痛スイッチになるそうです。




山王先生によると、光に対して、脳が敏感になっているので、典型的な片頭痛なのだそう。
光が苦手な3人は片頭痛と判明。吉崎さんは、なんと複合型でした。

では片頭痛の原因は、どこにあるのでしょうか。
それは血管です。

片頭痛は、
何らかの頭痛スイッチがきっかけとなり、
セロトニンという神経伝達物質が必要以上に分泌されると、血管は収縮。
その後、リバウンドの作用で血管が拡張し、周りの神経が刺激されます。
脈打つような痛みが特徴で、吐き気が伴うことも。
数時間から3日続くとされています。

そして、

この片頭痛のスイッチは、光以外にも、音、血圧、天候、ニオイなど、あらゆる刺激で押されてしまうことがあるのだそうです。




米持さんが通っているホットヨガも、暖かいところで行うため血管が拡張し、片頭痛体質の人は頭が痛くなってしまうこともあるのだそうです。健康のためにしていることなのに、残念ながらそうでした。

また、気温差も頭痛スイッチになるのだそうです。
中尾さんは、外に出て、寒い中を歩いていると、どんどん痛くなっていってしまうそう。

山王先生によると、寒い時に、血管はキュっと縮み、その中を歩いていると運動する事になるので、血管が広がって脈打つようにズキン、ズキンしてくるそうです。

さらに別のスイッチは、ニオイ。
洗濯物の部屋干しのニオイや、化粧品の香りでも、片頭痛が誘発される人もいるのだそうです。

雨のジトジトした天気など、天気でも誘発されることもあるのだそう。

つまり、あらゆる変化に敏感な体質という事なのですね。

それぞれの頭痛スイッチから、頭痛のタイプが判明したところで、今度はその対処法に探ります。

まず、片頭痛ですが、血管の拡張が原因で起こります。
片頭痛の方は、頭痛スイッチがたくさんあるので、とにかくそのスイッチを押さないように努力する。また、起こってしまったら、痛む場所を氷などで冷やし、血管の収縮を促すのも効果的だそうです。

続いて緊張型頭痛は、片頭痛とは反対にお風呂や運動で温めて、血行を良くし、筋肉の凝りをほぐすことで軽減することができます。

最後に吉崎さんのような複合型ですが、
緊張型頭痛と片頭痛の対処法は全くの逆です。
疲れから首は肩がこったり、目が疲れたり、そこから緊張型頭痛も起こりますし、その頭痛というストレスから、またさらに片頭痛も引き起こされているので、とにかくリラックスして、身体と心をほぐしてあげる事が大事なのだそう。

ストレスは緊張型頭痛、片頭痛の両方の原因になりますが、
横浜心理トレーニングセンターには、
両方の頭痛を持った複合型にぴったりの訓練法があるそうです。

横浜心理トレーニングセンター代表 精神科医の宇佐見敏夫先生によると、

バイオフィードバック法という方法でストレスをコントロールすることによって、
症状を軽減することができます。

まずは皮膚温が測れるセンサーを人差し指に装着。
センサーは専用の機械とつながっていて、モニターで皮膚温の変動を見ることができます。

スタート時の吉崎さんの皮膚温は、26.9度。
姿勢を楽にしたところに
カウンセラーが声を掛けて、リラックスを促します。

「温泉を思い浮かべていただいて、
ゆったりと手足を投げ出して、
使っていらっしゃるところをイメージしていきます」。

リラックスし副交感神経が優位になると、血流がよくなり、皮膚温は上昇。
逆に緊張状態だと血管は収縮し、皮膚温は低下します。

6分後、スタート時、26.9度だった皮膚温が32度に。
およそ5度も上昇していました。

バイオフィードバックとは、このように皮膚温の変動などを可視化して、自分で確認しながら、自身のストレス状態を把握し、リラックス状態により近付くことができる訓練法なのです。

自宅で行う場合は、脈をおさえ、自分が一番リラックスできる状況をイメージ。
拍動がゆっくりとなるよう気持ちを落ち着かせましょう!

1回でバイオフィードバックの体験をしても分からない方が、2回、3回やっていくうちに、その感覚が分かり、どうしたら温度の上昇をしていけるのかが、自分の中で体得できるようになります。繰り返すことが何よりも一番重要なのだそうです。

山王先生によると
頭痛の方はすごく敏感で、天気予報よりも当たるという方もいます。
気圧が低下してくると、血管は拡張してしまうので片頭痛が起こるのです。
また、気温差とか、足が冷えるというストレスに対して、脳が敏感に感じて、血管を拡張させるという作用が出ることで片頭痛になります。

一見関係なさそうだけど、意外な頭痛スイッチとして
まずはマカロニサラダ。
これは、マカロニサラダそのものではなくて、マカロニサラダの白さがまぶしくて、頭痛を誘発することがあるのだそう。
1白い傘を差せないとか、白い部屋に入るとツライという方もいるそうです。

続いては、お腹がすいて頭痛。
低血糖状態は頭痛を誘発します。血糖値が下がると、脳はすごくストレスを感じて血管を拡張させ、片頭痛という症状を起こしてしまいます。

意外な頭痛の原因はほかにもあります。

鳥取県米子市にお住いの吉宮さん、36歳。
16歳からの18年間、ひどい片頭痛に悩まされていたといいます。
眼球を圧迫されるような痛みで、それがどんどん横のほうに放散していく。
それに加え、猛烈は吐き気。吐いても、全然楽にならないというのが、4時間ぐらい続くのだそうです。

医師に処方された薬も効かなかったため、横になり痛みが過ぎ去るのを待つことしかできませんでした。初めは年に数回だったこれらの症状、その頻度は徐々に増し、最終的には、2週に1度のペースで襲ってきたといいます。

しかし、2年前に心臓の手術してからは、全く頭痛がなくなったそうです。

吉宮さんが治療を受けた岡山大学病院の担当医、赤城禎治先生によると、

片頭痛の原因として、心臓の小さな穴が原因と考えられている説があります。
心臓の中に心房というのがあり、右の心房と左の心房があるのですが、その間に空いている、非常に小さな穴です。
心臓には全身を巡った静脈血を受け入れる右心房と、肺からの動脈血を受け入れる左心房があります。そして、その左右の心房を仕切る壁が、心臓中核。そこに小さな穴が空いている人は、およそ5人に1人。
まだ分かっていないところも多いけれども、静脈の中に含まれる、ある特殊な物質が心臓の穴を通過し、全身を回る血液に入って、その物質が頭に到達することで頭痛を引き起こすのではないかと考えられています。

その穴をふさぐために行ったのが、形状記憶合金でできた円盤状の栓を使う手術です。
カテーテルで足の付け根の血管から、この栓を心臓まで運び、穴に到達させると、まずは左心房で傘を開き、次に右心房でもう一方の傘を開き、穴をふさぎます。

この手術後、吉宮さんは、頭痛が来ていないそうです。

ただ、この手術は、実は片頭痛治療で行ったわけではないのだそうです。
吉宮さんは、ジョギング中に若年性の脳梗塞を発症していました。

静脈の中に小さな血液の固まりができて、通常であれば心臓を通過して、肺でその血液の固まりは引っ掛かかり、そこで自然に溶けてしまいますが、心房の壁に穴があると、血栓が肺に到達する前にその穴を通過、全身の動脈血に混ざり、脳梗塞のリスクが高まると言われています。

吉宮さんが受けた手術は、脳梗塞を起こした人で、心臓の穴が確認された場合に行う再発予防の手術だったのです。

赤城先生によると、
若くして脳梗塞を起こされた方に聞いてみると、もともと頭痛持ちの方、それもかなり激しい方が多かったのです。その方々が治療を受けると、「あれから、頭痛がない」と言われる方が非常に多くて、頭痛とこの心臓の穴が関連しているのではないかと思い始めました。

岡山大学病院では、片頭痛患者に対して、この心臓の穴をふさぐという国内初の治療、昨年6月にスタートさせました。
片頭痛治療の可能性を秘めた心臓の穴の手術が、将来的に有効な治療法として確立する日も遠くないかもしれません。

ちなみに、この心臓の手術は、片頭痛の方が受ける場合、薬で改善しない人が、検査で心臓に穴が確認された場合に限り行われるそうで、保険が利かないので費用はおよそ130万円とのことでした。

頭痛持ちではない人が、危ないと言われる理由は、

山王先生によると、
片頭痛は、身体に起こるさまざまな変化に対しての危険信号を脳が発してくれているもので、急な血圧の上昇などが頭痛などに表れれば、変化に気づきやすい。ところが、頭痛を感じない人はその変化に気付きにくく、脳卒中などで突然倒れてしまうケースがあるからなのだそうです。

今回の健康カプセルの成分は、
回避せよ 君のスイッチ 少しずつ(頭痛)。
posted by yuyu at 10:06| Comment(0) | 頭痛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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